リフォームはこだわりを叶えたいもの、その為に綿密な打ち合わせが必要です。
例えば 「 バリアフリー 」にしたい。
玄関部分をどうするか
・玄関は砂や埃が入らない10cmの段差をつける
・座って靴の脱着が楽な30cmほどの段差をつける
和室を洋室の防音室へリフォーム
今回は10畳の和室をお子様のピアノのレッスンの為に防音室にリフォームしました
部屋の中に部屋(防音室)を作る事になります。
まず床にべニアをはり、その上に防振マットを敷き、根太組を作っていきます。次にグラスウール(ガラス繊維でできた、綿状の素材。吸音材として使用)を敷きつめ、べニアを張ります。
床が出来たら、壁・天井も同じように進めていきます。床部分との違いは、既存の壁・天井はそのまま残し、既存のものとの接点を無くすために、既存の壁・天井と新たな壁・天井の間に隙間を少し設け二重壁・天井を作り、後は同じ作業です。
仕上げに遮音シートをはります。
ドアは防音のものと取替えて、窓は既存の物はそのまま、内側にペアガラスの防音窓を取り付けます。
今回の場合は10畳の部屋の中に防音室を作りましたので、部屋が一回り小さくなりましたが、これで安心してピアノの練習が出来る防音室の完成です。
防音室 設計図
1.床づくり
新たな床作り
床づくり
防振マットを敷き根太組、床組みを作る
防振マットを敷き根太組、床組み
床組み
根太組みの中
グラスウールを敷きこみ
防振マットを敷き根太組、床組み根太組みの中にグラスウールを敷きこみ
防振マット
べニアをはる
遮音シート敷き込み
二重壁
二重壁を作り、あとは床と同じ手順
二重天井
二重天井を作り、あとは床と同じ手順